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映画は死んだのか!?
李仁古の勝手に映画評論! 
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原題 英雄本色


 監督:ジョン・ウー
 脚本:ジョン・ウー
 製作:ツイ・ハーク
 製作総指揮:ウォン・カーマン
 撮影:ウォン・ウィンハン
 編集:カム・マ
 音楽:ジョセフ・クー
 主演:ティ・ロン
    チョウ・ユンファ
    レスリー・チャン

 ストーリー
 香港の幹部であるホー(ティ・ロン)には弟のキット(レスリー・チャン)がいる。キットは大学を卒業し、刑事になると言い出した。ホーは今度の取引を最後に足を洗うと決意する。それを惜しむ相棒のマーク(チョウ・ユンファ)。しかしホーの決意は固く、舎弟のシン(レイ・チーホン)と最後の取引に向かうが……。
 


 『レッドクリフ』で有名なジョン・ウー監督の出世作となった本作。正直僕の中では香港映画=ジャッキー・チェンというのが出来上がっていて、それ以外は面白くないみたいな感じになっていたのですよ。でもこの映画を見て、衝撃を受けましたね。なんと言っても、アクションも良かったがストーリーが良かった。熱き男たちのを描いていて、見ていて本当に熱いんですよね。特に中盤の駐車場でマークとホーが再会するシーンが熱い! 正直僕はこのシーンで泣きました。共感する人がいるかどうかは分かりませんがね。それでも僕はホーとマークの熱き友情に泣きましたよ。この映画は他の映画と違って、アクションだけではなくこういうドラマもあって良いんですよね。
 もちろんドラマも良いのですが、アクションも良いんですよ。マークがホーの敵討ちに行くシーンなんか超カッコイイですし、演出もこだわってるんですよ。知ってる方もいると思いますが、バイオレンス映画の巨匠とも言われているサム・ペキンパー監督の演出と凄く似てるのです。スローモーションの使い方がね。僕は“ペキンパーショット”と呼んでいるのですが、説明しましょう。

 主人公が銃を撃つ→スローモーションで敵が撃たれて倒れていく→映像が変わって主人公が他の敵に向かって撃つ→映像が戻って再びスローモーションで敵が倒れていく

 この一連の流れを僕は“ペキンパーショット”と呼んでいて、これをジョン・ウー監督がやっているんですよね。少しアレンジされてはいますがね。とにかくこのアクションシーンは「カッコイイ!」の一言。今や主流となっている二挺拳銃この作品で人気が出たんですよ? けして『マトリックス』が最初ではありません。そこを間違っては困る。
 アクションに話を戻します。アクションの撮り方はサム・ペキンパー監督と似ています。あとは二挺拳銃をふんだんに使った銃撃戦が良いですね。まあ、二挺拳銃は主にチョウ・ユンファの仕事なんですけどね。ホーの仇討ちに行く時と偽札の原版を奪う時はベレッタM92Fブローニング・ハイパワーの組み合わせだったし、ラストではベレッタM92Fミニウージーの組み合わせだったし。おそらくアジア人でもっとも二挺拳銃の似合う役者でしょうね。
 アクションと言えば、ラストの銃撃戦はちょっとおかしなシーンがあるんですよね。右足を負傷してぎこちない歩き方をしていたマークがラストで普通に走ってるのですよ。「まるで『ユージュアル・サスペクツ』のラストじゃねぇーか!」って感じですよね。まあ、そんな事言ったら銃器の装弾数を無視してるところもあかしくなっちゃいますけどね。あと、アクションではないですが、キットが怒ってガラスを叩き割るシーンもそうですよ。殴って怪我したキットが次のシーンで包帯を巻かれてるのは分かるのですが、何故か裸というね。まあ、そういうちょっと「あれ?」って感じのシーンがありますよ。
 それでもこの映画は確実に傑作です。個人的にはジョン・ウー監督の最高傑作と考えてます。その後も熱き男の絆を描いた作品を撮りましたが、これ以上のものはないなと思います。
 あっ、そうそう。この『男たちの挽歌』がなんと韓国リメイクが決定したそうです。内容までは分かりませんが、期待はしない方がよさそうですね。傑作を越える傑作はないでしょうし。
 とにかく、何度も見たくなる傑作でした。

 オススメ度

 ★★★★★

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