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映画は死んだのか!?
李仁古の勝手に映画評論! 
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原題 TAKEN


 監督:ピエール・モレル
 脚本:リュック・ベッソン
    ロバート・マーク・ケイメン
 製作:リュック・ベッソン
 製作総指揮:ディディエ・オアラウ
 撮影:ミシェル・アブラモヴィッチ
 編集:フレデリック・トラヴァル
 音楽:ナサニエル・メカリー
 主演:リーアム・ニーソン

 ストーリー
 娘の為に引退した元CIA工作員のブライアン(リーアム・ニーソン)は、離婚したレノーア(ファムケ・ヤンセン)と再婚相手のスチュワート(ザンダー・バークレー)と暮らす娘のキム(マギー・グレイス)と会うのを楽しみとしていた。そんなある日、17歳を迎えたばかりのキムから友達とパリに旅行に行きたいと言い出す。未成年は親の了承がないと行けないのだ。しかし娘を心配するブライアンは1度断るが、条件付きで了承する。しかしキムはパリで誘拐されてしまい、娘を助ける為にブライアンは単身パリに乗り込む。
 


 正直これは映画館で見たかった。
 この作品、実にリュック・ベッソンらしい。アクションは勿論だが、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』のようにパリを駆け巡り、『トランスポーター』のようなスピード感。実に彼らしい。そして、やっぱり若い女優が出てくる。さすがはロリデブおじさん(リュック・ベッソン)だ(^^)
 さてさて。元CIA工作員という設定なので、ブライアンはめっちゃ強いんですよね。正確に相手を倒す術を持っているので、見ていて痛々しいがスカッとする。これはスティーヴン・セガールの映画と似た感覚。ジャッキー・チェンのように少し攻防を繰り広げてから倒すのではなく、

 瞬殺です

 なので、敵をあっという間に倒していくのですよ。物足りない人もいると思いますが、かなり痛快なんですよね。でも元CIA工作員とチンピラが格闘戦になったら普通はこのぐらいのスピードで相手を圧倒すると思うんですよ。なので、リアルと言えばリアルですよ。
 にしても『シンドラーのリスト』でオスカー・シンドラー役をやっていたリーアム・ニーソンが本格的なアクション映画で主演を勤めるとはね。まあ、『スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』でクワン=ガン・ジン役をやって華麗なライトセイバーさばきを見せていましたけどね。ダースモールとも戦ってましたし。
 話を戻しましょう。そんな演技派のリーアム・ニーソンがベレッタM92Fをバンバン撃ったり、己の拳でガンガン殴ったりと立派なアクション俳優になった。にしても演技も出来てアクションも出来る役者ってそうそういませんからね。僕の知る限りだとブルース・ウィリスショーン・ユーぐらいかな。本当に少ないです。なので、きっと今後の映画依頼が変わるでしょうね。
 アクションは本当にテンポ良く、見ていて飽きないです。ただこの映画、アクションだけではなく、脚本も良い。なんせ今回は人身売買組織をピックアップしていて、実体の見えない敵と戦う訳なんですよね。まあ、日本で言うと“蛇頭”ですね。そんな実体のない組織と戦うというのが現実的で良いと思う。マフィアと戦う映画は他にいくらでもありますからね。逆にこういう映画は少ないんですよ。それをあのロリデブおじさんが痛快アクションを盛り込んだ脚本を書き上げた(勿論、ロバート・マーク・ケイメンも忘れてはいけない)。やはりフランスのアクション映画はこの人がいるから大丈夫だろう。

 たまに訳の分からない映画を作るが。

 因みに主人公、ブライアンの元妻のレノーア役のファムケ・ヤンセン『007/ゴールデンアイ』でゼニア・オナトップ役、『X-メン』シリーズでジーン・グレイ役をやったセクシー女優さんです。いやはや、母親役もやるようになったんですね(^^)

 まあ、この痛快ノンストップアクション映画はめちゃくちゃ面白かったです! てな訳で、

 オススメ度

 文句なしの

 ★★★★★

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