映画は死んだのか!?
李仁古の勝手に映画評論!
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2024.11.22
22:21
エクスペンダブルズ
原題
THE EXEPENDABLES
監督:シルヴェスター・スタローン
原案:デヴィッド・キャラハム
脚本:デヴィッド・キャラハム
シルヴェスター・スタローン
製作:アヴィ・ラーナー
ジョン・トンプソン
ケヴィン・キング・テンプルトン
製作総指揮:ダニー・ディムボート
ボアズ・デヴィッドソン
トレヴァー・ショート
レス・ウェルドン
ジョン・フェルトハイマー
ジェイソン・コンスタンティン
イーダ・コーワン
ベイジル・イヴァニク
ガイモン・キャサディ
撮影:ジェフリー・キンボール
編集:ケン・ブラックウェル
ポール・ハーブ
音楽:ブライアン・タイラー
主演:シルヴェスター・スタローン
ジェイソン・ステイサム
ジェット・リー
テリー・クルーズ
ランディ・クートゥア
ドルフ・ラングレン
ストーリー
リーダーのバーニー・ロス(
シルヴェスター・スタローン
)率いる傭兵部隊、“エクスペンダブルズ”はこの日も仕事をこなしていた。しかし、薬物中毒のガンナー・ヤンセン(
ドルフ・ラングレン
)の行動を重くみたバーニーは長年連れ添ってきたが除名させた。
そんなある日、謎の依頼人チャーチ(
ブルース・ウィリス
)に呼び出され南米のヴィレーナを牛耳る独裁者ガルザ将軍(
デヴィッド・ザヤス
)の殺害を依頼される。その依頼を受けたバーニーはリー・クリスマス(
ジェイソン・ステイサム
)を連れて早速偵察に向かった。案内役のサンドラ(
ジゼル・イティエ
)と共に島を巡るが、政府軍に見つかりバーニー達はなんとか逃げ切ったがサンドラは捕まってしまった。
これ以上のアクション映画をこれまでに見た事があるだろうか? いや、なかった。こんなに
男臭い
映画はないでしょう。
『ダイ・ハード』
以上だ。そんな作品が何故出来たかと言うと、アクション映画をこよなく愛する
シルヴェスター・スタローン
だからでしょう。彼でなければこの映画は面白くなかったでしょうね。とは言っても、僕は彼の事をそんなに好きではないのですよね。ちょっと僕の好みと違うので。ただ前に作った
『ランボー/最後の戦場』
で惹かれました。
今回はなんと言ってもやはり役者の顔ぶれですよね。これも幅広い人脈と人の良さがなければ無理だったでしょう。まずは主役陣で1番若く、今最もノリに乗ってるハゲなアクション俳優
ジェイソン・ステイサム
。中国が生んだ小さなスピードファイター、
ジェット・リー
。極真空手の黒帯を持った人間核弾頭、
ドルフ・ラングレン
。脇には昔から濃い顔のおっさん、
ミッキー・ローク
。最強のハゲ、
ブルース・ウィリス
。そして、無敵のターミネーター、
アーノルド・シュワルツェネッガー
。もうね、これ聞いて飛びつかない男は
人生を損してます
。
絶対、損してる!
有名な
エイブラハム・リンカーン
の言葉を借りるなら(実はリンカーンも引用してるとか)、
男の、男による、男の為の映画
うわっ! 汗くさっ!Σ( ̄□ ̄;
でも、それぐらい男臭い映画なのです。そして
男の為の映画
なのです。
内容は“エクスペンダブルズ”が独裁政権をぶっ潰すというお話。しかも一人の女の為に。まあ、どこにでもありそうな内容なんですが、それをどう料理するかは監督の腕次第なんですよ。「まあ、普通だね」で終わる映画もあります。でもこれは予想を遥かに超える映画。アクション一筋の
シルヴェスター・スタローン
ならではだと思う。それに自分だけではなく、ちゃんとそれぞれの役者に目立つシーンが入れられてる。そこも評価出来る。
ジャッキー・チェン
や
ミラ・ジョヴォヴィチ
のような「自分が1番!」となっていない。まあ、それはそれで楽しいのですがね(^-^;
まあ、今回はベテランのアクション俳優達ですからね。にしても
ジェット・リー
が銃を撃つなんて、
『ターゲット・ブルー』
か
『ヒットマン』
以来なんじゃないかな。新鮮に映りますよ。あとは相変わらず素早い攻撃で相手を圧倒するし。ドルとの格闘戦は見応えがありますよ。
シュワちゃんに至っては
『80デイズ』
以来の映画出演ですからね。また登場シーンが
めっちゃカッコイイ
。しかも去り際のスタローンの台詞も笑える。ここは思わず笑ってしまった人もいると思います。僕も映画館で思わず吹いてしまいました。
日本ではあまり知られてないないですが、
『ロッキー4/炎の友情』
でスタローンと死闘を繰り広げたドラコ役の
ドルフ・ラングレン
。彼はああ見えて、
『レッド・スコルピオン』
や
『ディフェンダー』
と結構アクション映画出てるんですよ? 監督と脚本もやったり。主役陣ではスタローンの次にアクション映画のベテランです。
ジェイソン・スティサム
も
『トランスポーター』
でアクション監督の
コーリー・ユン
に指導されて、キレのあるアクションを披露してくれる。しかも地味に
ジェット・リー
との共演が
3回目
なんですよね。
『ザ・ワン』
の時が懐かしいです。
まあ、内容はあれですが観て損はない映画でした。
『ドラゴン・キングダム』
以来の感動をありがとう、スタローン! あっちも
ジャッキー・チェン
と
ジェット・リー
の夢の共演でしたからね。
続編の企画もあるそうなので、是非やってほしいものです。僕の予想では次の敵はブルース・ウィリスだと思うんですよね。シュワちゃんも任期が終わったたいなので、続編でまたショットガンをスピンしながらぶっ放すシーンが観たい(´Д`)
オススメ度
★★★★★
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